産後ダイエット
★そもそもなぜ産後は太るの?
1.基礎代謝が低下している
妊娠中は、お腹が大きくなって動きにくかったり、
赤ちゃんのことが心配で動かないようにしていたり、運動量が減ることによって筋力が低下しやすいです。 筋肉が落ちて基礎代謝が低下すると脂肪が蓄積されセルライトとなりぽっちゃりお腹や太もも、おしりなどに凸凹肌やたるみができてしまいます。
2.妊娠中の食習慣の変化
妊娠中は「二人分だから」と言って、食事の量が増えてしまう人が多いのです。
ですが、出産後もこの妊娠中の食習慣を続けていたら、やはり産後太りになってしまいます。
また手軽だからという理由でパン中心の食事になりやすく、バランスが悪くなりカロリーもオーバーしやすいのです。
和食中心の食生活に心がけバランスのいいお食事に改善していかないといけません。
3.ストレスが溜まりやすい
特に初めての育児の場合は
「ちゃんと育てていけるのだろうか? これで正しいのだろうか?」
などと不安になるものです。
睡眠不足になったり自由な時間が少ない分、ストレスの発散方法がつい食べることになってしまうことも…
ストレスが原因で、摂取カロリーが多くなって太ってしまいます。
肉割れ・妊娠線の原因
残念ながら人間の体は急激な変化に弱いものです。
そもそも妊娠線・肉割れは、妊娠や急激な肥満に皮膚がついていけず、
伸びてしまうことが原因です。
皮膚の深いところ(真皮層)ではコラーゲンが壊れ、皮膚の浅いところ(表皮層)では、ひび割れが起こります。
そのうち、表皮部分は少しへこんだ状態になります。これが妊娠線 肉割れの状態です。
特に お腹や太もも、お尻などは、皮脂の分泌が非常に少なく、水分が少ない部位な為、痕が残りやすいのです。
また、肌の伸縮性も弱く、乾燥肌の人はより肉割れの痕ができやすい傾向にあります。
このように、急激な成長や肥満に皮膚が付いていけない場合、肉割れとなって定着してしまうのです。
いつもより、より一層気になる部分への保湿と水分をたっぷり補いましょう。
母乳とダイエットの関係は??
母乳育児を続けていると、
1日に約800~1000カロリーを消費する
妊娠中は、胎盤からエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが分泌されています。
しかし出産して胎盤が体外に排出されると、これらのホルモンが急激に減少し、
今度はプロラクチンという母乳を生成するためのホルモンが乳腺に活発に働きかけて母乳の生産が始まります。
ママの血液を主な成分として生産された母乳は乳管という管を通り、
赤ちゃんが乳首を吸う刺激によって、さらにオキシトシンというホルモンが作用し、乳腺の周りの筋肉を収縮させ母乳を乳房からポンプのように押し出します。
母乳育児を続けていると、このような体の働きによって1日に約800~1000カロリーを消費するといわれています。
これは1時間以上ジョギングをしないと消費できないカロリー量です。
母乳はダイエットに効果的?
一見母乳はダイエットに効果的と考えられがちですが 授乳による1日の消費カロリー以上に食事や間食でカロリーを摂取していては、効果がないのは当たり前のこと。 特に授乳中は、すごくお腹が空くものなので食事内容にも気をつけないと「母乳ダイエット」を成功させることは難しいのです。 母乳をあげているから何を食べても太らないというわけではありません。 母乳として体内でつくりかえることができなかった糖質や脂質は無駄な脂肪に変わることもあります。 食べる時間帯や栄養バランスを考えて、バランスよく食べるようにしましょう。
産後の骨盤
そもそも産後に骨盤が歪む原因は、
出産によって骨盤が大きく開くことです。
歪んだ骨盤は、産後3~4ヶ月かけて左右交互に少しずつ縮みながら、ゆっくりと元の状態に戻ります。
骨盤は正常な位置に戻ろうとしますが、妊娠や出産を通して左右のバランスが崩れていると正常な位置に戻りづらくなるといわれています。
また、横座りや椅子での足組み、猫背、あぐらは体を歪める姿勢なので、産後3ヶ月頃までにこれらの姿勢をとっていると骨盤がさらに歪んでしまいます。
骨盤が妊娠前の位置に戻らない状態が続くと、骨盤周辺の血流が悪くなり、 脂肪の燃焼がうまくいかなくなってしまうため、太りやすくなります。産後に下腹が出て、 妊娠前の服が入らなくなってしまうのはこのためです。 他にも肩こり、腰痛、むくみ、冷え性や不妊などの婦人科系トラブルにもつながってしまいます。
骨盤の開きを放置すると・・・
- ・血液やリンパの詰まり
- ・太りやすくなる
- ・むくみ・セルライト
- ・肩こり・腰痛・頭痛
- ・婦人科系トラブル・更年期への影響
★産後ダイエットを成功させる食生活とは?
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和食中心にする
脂質や糖質が高い食事を続けていると乳腺炎になりやすいといわれています。脂質や糖質が多い洋食はできるだけ避けて、 和食を中心とした食事にしましょう。
また、和食には豆腐や鶏肉などの低カロリー・高タンパクの食品や、根菜など体を温める食品が多いので、栄養分をしっかり摂りながら無理なく体重を落とすことも可能です。
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あたたかい飲み物を飲む
血行が良いと痩せやすい体になるだけではなく、乳腺炎予防やリラックス効果もあります。
水分補給をするときには、あたたかい飲み物を飲んで血行を促進させるようにしましょう。
脂質の高い牛乳や糖質の高いジュースは避けることをおすすめします。
ただし、乳腺炎で熱が出たときは、熱すぎる飲み物や、飲む量には注意してください。 -
食物繊維をたっぷり摂る
食物繊維が多い食材は腹持ちがよく、代謝をアップさせるのでダイエット効果があるのは有名ですよね。
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また繊維質が脂を吸着してくれるため、脂分が体内に吸収されるのを抑えてくれる効果もあり、乳腺炎予防にもつながります。
根菜や海藻などを多く食べ、
寒天をデザート代わりにするのも効果的です。
おすすめのお茶はゴボウ茶!